自然とアートに出会う旅
つなぎ美術館
1984年から文化芸術による地域再生を目指し「緑と彫刻のある町づくり」に取り組み、その拠点として2001年に建てられた美術館。住民が実行委員となって取り組む「住民参画型アートプロジェクト」やアーティストが長期滞在して制作する「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ」など特徴的な取り組みを展開する。絵画をはじめ、彫刻、現代アートなど幅広いジャンルの企画展を開催、町内にも多くの屋外作品を常設展示しています。

舞鶴城公園
津奈木城(別名:舞鶴城)跡地に、遊歩道や展望所など公園として整備。春には多くの桜が咲き誇り、秋には燃えるような紅葉が荘厳な岩山を彩る花見・紅葉の人気スポットです。また展望所からは不知火海が一望でき豊かな自然を体感することができます。さらに、つなぎ美術館からはモノレールが運行していて、急こう配の岩山を登るスリルを味わうこともできます。

石霊の森
鮮やかなイチョウが立ち並び、木々の間を埋めるように置かれた石の割れ目からは水俣ゆかりの作家 石牟礼道子の詩の朗読などが聞こえてきます。長い歴史を生きてきた石には、自然と人々との間に溢れる言葉が刻まれ、まさに石霊を感じることができます。現代美術家 柳幸典による常設作品です。
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達仏
日本で唯一!世界的に有名なアーティスト西野 達(にしの たつ)の常設展示が津奈木に。憩いの場として整備された森の中、生木に鎮座する33体の黄金色の仏像。不思議なパワーを持つ仏像は、訪れる人々を霊気漂う不可思議な世界へいざないます。西野達作品は、通常、期間限定の展示作品ですが、パブリックコレクションによる常設展示としては、日本で唯一、世界でもフランスに次いで2か所目となります。


入魂の宿
旧赤崎小学校のプールを宿泊施設として再生するアート作品《入魂の宿》。現代社会がはらむ諸問題にユーモアを交えながらも正面から向き合う作品を作り続けるアーティストとして、世界中で高く評価される現代美術館 柳幸典の作品です。熊本ゆかりの文筆家 石牟礼道子の文学から着想を得て制作されました。 プールサイドには、土地に自生するツワブキなどをはじめ、ハーブやミントなど数多くの植物に囲まれ、水の入ったプール中央部へスロープを下ると植物や生物など自然との重なりを体感できます。異様にも見える巨大な角筒状の「入魂セル」は、純粋な海と空だけが切り取られた景色を部屋内部から観ることができ、石牟礼道子の詩「入魂」を体感できる仕組みになっています。四季に合わせ宿泊することもできます。

つなぎ百貨堂
国道3号線を進むと個性的な建物が目を引く「つなぎ物産ギャラリーグリーンゲイト」。1Fの物産フロアは“つなぎの今を贈るセレクトショップ「つなぎ百貨堂」”として、スイートスプリングやデコポンをはじめとした柑橘類、太刀魚やちりめんなど海産加工品、日本最南端の天然醸造の酒蔵の地酒など、津奈木の”旬”を販売しています。また、毎月第2土曜日午前7時30分からは「つなぎ朝市」が開催され、獲れたての野菜や魚介類など格安で販売しています。

つなぎ温泉四季彩
木の香り漂う温かみある建物と、岩山をくりぬいた洞窟トンネルや露天風呂には滝が流れるユニークな温泉です。レトロ調のモノレールで行く展望露天風呂からは不知火海に沈む夕陽を眺めながら270°の大パノラマを体感できます。1階レストランでは不知火海でその日にとれた新鮮な魚介が味わえます。
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